トレード手法

「うねり取り」とは?相場師朗さんが推奨する株式投資法のやり方・銘柄選定・トレード例を紹介

相場師朗さんが推奨する株式投資法のひとつに、「うねり取り」があります。

うねり取りとは、一体どんなトレード手法なのでしょうか?

この記事では、うねり取りの紹介と銘柄選定の方法、実際のトレード例をあげながら紹介していきます。

チャート画像は相場師朗さんが推奨するパンローリング・チャートギャラリーをキャプチャーしております。

相場師朗さんが推奨する「うねり取り」とは?

うねり取りの紹介

うねり取りとは?

うねり取りの起源は江戸時代の米相場にさかのぼり、本物のプロが使っているトレード手法です。

うねり取りの成功例
  1. 上昇相場で買いから入る
  2. 買い玉の利益を背景に逆張りで売りを入れる
  3. 天井だと思うタイミング少しずつ買いを外す
  4. 貯めた売り玉で下げをドカンと下げ取る

うねり取りで財をなした相場師

本物のプロは、うねり取りをやっています。

うねり取りで財をなした主な相場師はこちら。

うねり取りで財を成した相場師
  • 山崎種二さん:山種証券の創業者
  • 是川銀蔵さん:最後の相場師と呼ばれる投資家
  • 林輝太郎さん:個人投資家教育にも尽力
  • 石井久さん:立花証券の創業者
  • 立花義正さん:パイオニアを手がけた相場師

うねり取りは誰でもできる?

うねり取りのすごいところは、練習をすれば誰でも上手になれること。

例えば、「うねり取り」は、キャベツの千切りと同じ技術であると相場師朗さんは言います。

キャベツの千切りができる手順
キャベツの千切りをマスターする手順
  1. 大量のキャベツ・包丁・まないたを用意する。
  2. ひたすらキャベツの千切りをする。
  3. 少しずつキャベツの千切りができるようになる。
  4. 更にキャベツの千切りの練習を続ける。
  5. たくさん練習することで改善点に気がつく。
  6. 改善点を意識しながら千切りの練習を継続。
  7. 更にキャベツの千切りの技術が上達する。
  8. 一度身についた技術はいつでも使える。

「うねり取り」はキャベツの千切りと同じ技術なので、一度身につけば札幌でもロンドンでもニューヨークでも、場所を問わずどこでもできるようになります。

株式投資を当て物=ギャンブルのようにやっている人が多い中、

フクロウ先輩
フクロウ先輩
うねり取りは再現性があることが魅力!

と言えますね。

  • 2018年段階では相場師朗さんの方針は変更されており、最初からうねり取りを推奨していません。
  • 初心者は建玉の操作が少ないショットガン投資法およびショートトレード投資法で資金を増加。
  • その裏で練習を続け、将来的にうねり取りに移行というパターンをオススメされています。

株価の上げ下げ=うねり

株価の上げ下げを取るのがうねり取りの手法

株価は上げ下げを繰り返しており、その流れがうねりになります。

サーフィンのようにこの株価のうねりに乗りながら利益を取っていくのが、「うねり取り」というトレード手法です。

日本の株式市場だけでなく、世界中どのチャートを見ても同じように上げ下げを繰り返しています。

  1. 上がった株価は下がる。
  2. ある程度下がるとまた上がる。
  3. ある程度上がるとまた下がる。

うねり取り=1銘柄集中が基本

1つの銘柄を追い続けると、その銘柄の株価の流れや動きのクセ・周期性がわかるようになります。

相場師朗さんは日本郵船、山崎種二さんは東京海上、立花義正さんはパイオニアだけを売買し、巨額な資産をつくりあげました。

取り組む相場師によって銘柄との相性はあるものの、入れる玉数が多いので、

キサリンス
キサリンス
出来高が多い銘柄であること!

は必須条件と言えるでしょう。

  • 相場師朗さんの観察銘柄数はコロコロと変わっています。
  • 2018年9月段階では固定の15銘柄~20銘柄ぐらいまでを推奨。
  • 「一度に売買する銘柄を増やしすぎないように」と一貫して言われています。

うねり取りの実際のトレード例

優位性をチャートで確認

うねり取りの優位性をチャートで確認

うねり取りがいかに優位性のあるトレード手法であるかを、日経平均2009年10月~2010年6月の8か月間で解説。

うねり取りは買いだけでなく、カラ売りも狙っていく手法のため、トレードのチャンスも利益も2倍~3倍になるのが特徴です。

うねり取りの優位性
  • うねり取りの場合、上げも下げも狙えるのでチャンスが2倍・3倍に増加。
  • 売りも買いも取れた場合の利益最大額は7840円。
  • 買いのみで取った場合の利益最大額は3430円。
  • 買いのみの場合と比較して、利益最大額が2.3倍に増加。
  • 該当期間では上げは約3ヶ月、下げが約5ヶ月で下げ期間の方が長い。

うねり取りの建玉例1

実際のうねり取りのやり方を、日経平均2012年9月~でチャートをつかって相場師朗さんが解説。

1000株で取引として、実際にこの通りにトレードすると、利益は296万5千円になります。

相場師朗さんはかるーくやっていますが・・・やっぱりすごすぎですね。

建玉の操作1でわかったこと
  1. 2-0:5日線を割ったので空売り。
  2. 2-1:60日線に近づいたので買い下がる。
  3. 3-2:60日線を割って売り追加。安値が近いので買いも追加。
  4. 3-3:下げが緩いので買いを足してスクエアに。
  5. 3-5:下げ目標に近づいたので買いを2追加。平均値が下がる。
  6. 2-6:下げ緩む。空売りを1つ切り、買いを1つ追加。
  7. 0-7:上がったので売りを切って、買いを1追加。
  8. 0-0:前回高値で弱ったので手仕舞い
売買明細
建玉例1でわかったこと
  1. 5日線の下のときは上がらない。
  2. カラ売りの利益を背景に買い下がると安心して入れる。
  3. 下げは前回の安値ぐらいまでと想定して買い下がっていく。
  4. 平均値を下げるように分割売買をし、下にいくほど玉数を増やす。

うねり取りの建玉例2

うねり取りの実際のトレード例

銘柄は7201日産自動車、期間は2012年10月18日~11月28日です。

建玉の操作2の実例
  1. 0-2:上がっているので試し玉で買い。
  2. 2-1:5日線を割って弱い。売りを2入れて、買いを1つ外す。
  3. 3-2:650円の下の節目は強そうだが長い陰線。売りも買いもそれぞれ1追加。
  4. 5-0:20日線を割って弱い。買いは必要経費!買い全部切って、売り3追加。
  5. 5-2:前回安値650円付近に接近。次の上昇狙いで買いを2入れる。
  6. 2-5:5日超えたので予想どおり上げ狙いに。売りを3切って、買いを3追加。
  7. 0-10:陽線で5日超えて目論見通り。2-3-5で増やすのがうねり取りのやり方。売りを全部切って、買いを5追加。
  8. 2-10:5日割ったので保険が必要。売りを2入れる。
  9. 0-12:翌日上がって保険は不要。60日線に肉薄。売りを全部切って、買いを2追加。
  10. 3-10:陰線で5日割って弱く、売りヘッジ必要。売り3追加、買いを2減らす。
  11. 4-8:陰線続きで弱い。売り1追加、買いを2切る。
  12. 0-15:安値を切り上げ陽線。売りを全部切って、買いを11/7以上に乗せる。
  13. 0-0:5日線の下に陰線で落ちて手仕舞い。
売買明細

1000株で行うと、111万3千円のプラスになりますね。

キサリンス
キサリンス
途中は結構やられているのでは・・・?

と思いきや、実際にやってみた感じではほぼトントンぐらいで推移。

玉をためて上に抜けてからは、しっかりと大幅プラスになりました。

序盤戦は押したり引いたりしながら、徐々に本命の玉をためていって、

フクロウ先輩
フクロウ先輩
最後にドカンと取るのが、うねり取りの醍醐味!

と言えるでしょう。

  1. 株価の流れを正確に読むこと。
  2. 建玉の操作を的確に行うこと。

の2点が必要になってきますので、最初から相場師朗さんと同じようにできる人は少ないですが、

フクロウ先輩
フクロウ先輩
予想通り動けば大勝ち、悪くてもトントン!

という夢のような株式投資が実践できるようになりますので、将来的にはぜひとも習得したい株式投資法ですね。

「うねり取り」とは?相場師朗さんが推奨する株式投資法のやり方・銘柄選定・トレード例を紹介│まとめ

「うねり取り」とは?相場師朗さんが推奨する株式投資法のやり方・銘柄選定・トレード例を紹介│まとめ

この記事では、うねり取りの紹介と銘柄選定の方法、実際のトレード例をあげながら紹介しました。

フクロウ先輩
フクロウ先輩
うねり取りとは、株価の流れに乗って玉を貯めながら、最後にドカンと取る投資法!

でしたね。

うねり取りを極めるのには時間がかかりますが、一度極めればいつでもどこでも安定的に利益をあげられる投資法です。

記事の振り返りは、以下のリンクからどうぞ。

キサリンス
キサリンス
いつかは絶対に「うねり取り」をマスターするぞ!

という気持ちを忘れず、毎日練習していきたいものですね。

うねり取りを練習するには、パンローリング・チャートギャラリーが必須アイテムですよ。

チャートギャラリー