トレード手法

株式投資の練習方法「リーディング」とは? 過去のチャートを深い思考で分析するやり方&効果を解説

テクニカルトレードで株式市場にチャレンジするのであれば、過去のチャートの動きをしっかり読み解く必要があります。

キサリンス
キサリンス
過去のチャートを見て何か意味があるの?

と思いがちですが、もちろん意味があります。

プロ野球であればスコアラーが試合データを細かく分析しますし、将棋であれば対局後に感想戦を行いますよね。

受験勉強では、志望校の赤本で過去問に取り組んだ人も多いのではないでしょうか?

フクロウ先輩
フクロウ先輩
株式投資も過去のチャートで練習することが必要!

だと言えます。

この記事では、株価の動きのクセがわかる練習方法「リーディング」のやり方&効果を解説します。

テクニカルトレードで成功するためには、リーディング練習での基礎つくりが大切です。

チャート画像は相場師朗さんが推奨するパンローリング・チャートギャラリーをキャプチャーしております。

リーディング練習とは?やり方・効果を解説

リーディング練習とは?やり方・効果

リーディング練習とは?

リーディング練習とは、過去のチャートの一部分を切り取り、株価の流れを自分なりに考察する練習法です。

最初はチャートを見ても、

キサリンス
キサリンス
?????

となるだけで、株価の動きは読めません。

しかし、毎日毎日飽きずにチャートを真剣に読み続けると、不思議な現象が起こってきます。

少しずつではあるものの、

キサリンス
キサリンス
なんか次は上がるかも?
キサリンス
キサリンス
前にも見たことがある形!

となぜか不思議と次の動きがわかるシーンが増えてきます。

リーディング練習は継続が大切

リーディング練習をしたからといって、次の日や1か月後に株価の動きが読めるようになるわけではありません。

フクロウ先輩
フクロウ先輩
勘のいい人でも数ヶ月、普通でも年単位で練習が必要!

と考えた方がいいでしょう。

しかし、やればやるほど理解が深まるのが、リーディング練習のいいところ。

キサリンス
キサリンス
思った通りに株価が動く!

のは練習でもすごく楽しい体験ですよ。

リーディング練習で意識すること

相場師朗さんのトレードの道具は以下の4点。

この4つのポイントを意識しながら、リーディング練習を続けるようにしましょう。

キサリンス
キサリンス
前も下げてきた60日線にあたって下げたな・・・
キサリンス
キサリンス
強い節目はいったん停滞することが多いかも?

といった感じで、チャートを深く意識しながら、リーディング練習を続けます。

フクロウ先輩
フクロウ先輩
ぼんやりリーディングするだけでは効果は薄いですよ。
意識するポイント
  1. 移動平均線(5日~300日線)
  2. 前の高値・前の安値
  3. 節目(1000円など)
  4. 日柄(何日動いたか?)

ペイント練習との違いは?

リーディングはチャートを見て株価の流れを読む練習、ペイントは実際のチャート上に株価の流れをお絵かきしていく練習方法です。

  • リーディング練習:チャートを見るだけで株価の流れを検討
  • ペイント練習:チャートに書き込んで株価の流れを検討

どちらも株価の流れを読みとくための練習方法ですが、

フクロウ先輩
フクロウ先輩
ペイント練習の方が楽しく続けられる&記憶に定着しやすい!

のが特徴の練習方法となっています。

ただし、ペイント練習はラジオや本では公開されていません。

ペイント練習のやり方が知りたい場合は、相場師朗さんの私塾「株塾」に入りましょう。

キサリンスはペイント練習5000枚やったのでわかるのですが、日々の練習を怠らなければ、リーディング練習だけでも十分に株価の流れがつかめるようになるはずです。

リーディング練習だけで勝てる?

どちらの練習方法にも言えることですが、ある程度株価の動きが読めるようになったタイミングで、より本番に近い環境の練習にステップアップする必要があります。

なぜなら、実際の株式相場は、

キサリンス
キサリンス
先の動きが見えない!

からですね。

といっても、見えない状態でいきなり株価が読めるようになる人はいません。

まずは愚直にリーディング練習orペイント練習を積み重ねるといいでしょう。

失敗しやすいところを徹底的に潰す

株は技術ですので、何度も失敗する場面、不得意とするケースを徹底的に絞って、

フクロウ先輩
フクロウ先輩
練習→練習→練習→改善!

していく必要があります。

自分が不得意な場面だけを徹底して勉強すると、その場面で失敗することが少なくなってきます。

1つ目の弱点が解消されたら、2つ目・3つ目・4つ目・・・と一つずつウィークポイントを潰していきます。

自分のウィークポイントをどんどん潰していくことで、実際のトレードでやられることも少なくなってきますよ。

リーディング練習のやり方・実例

リーディング練習の実例1

リーディング練習のやり方・実例1

リーディングのやり方を、日経平均2012年6月~2012年12月の6か月間で解説します。

リーディングの実例1
  1. 上昇して60日線に到達するも、300日線で止まる。
  2. 一ヶ月下落。前回の安値近辺で下げが止まる。
  3. また上げ始めて、再び60日線を超えていく。
  4. 前回の高値に並ぶと、また上げ止まって横ばい。
  5. 60日線を割るも止まり、5日線が切り上げる。
  6. 前の高値を超えられず、またまた下げる。
  7. 60日線を大きく割るが、前回の安値前で戻す。
  8. また60日線を超えるが、しばらく横ばいに。
  9. 少し下げるも、安値を切り上げて上がる。
  10. 前回高値を突破すると、そのまま大きく上昇。
実例1でわかったこと
  1. 株価と移動平均線の関係性のチェックが大切。
  2. 60日線を上下しながら力をためている。
  3. 10番でボックス圏を上抜けたことがわかる。

リーディング練習の実例2

リーディング練習のやり方・実例2

リーディングのやり方を、伊藤忠商事2012年8月~で解説します。

リーディングの実例2
  1. 5日線上でローソク足が推移し、下げた100日線にタッチ。
  2. 5日線の下にローソク足がある間は、そのまま下落していく。
  3. 下げ止まって反転。5日線を陽線で超えると急上昇する。
  4. 300日線で横ばったあと、再び大きく下げていく。
  5. 前回安値付近で陽線がちになり、再び上昇していく。
  6. 100日線に負けて、再び下げてしまう。
  7. 少し下げて20日線で下げ止まり、強そうな雰囲気。
  8. また下げるがすぐに反転→そのまま大きく上昇。
実例2でわかったこと
  1. 5日線の上にローソク足がいる間は株価は上がる。
  2. 5日線の下にローソク足がいる間は株価は上がらない。
  3. 上がって横ばいは、買いが減り、売りが増えた証拠。
  4. 5日移動線とローソク足の関係は非常に大切!
  5. もみあうと株価に変化が起こる可能性がある。
  6. 高値・安値・移動線・節目は重要な変換点になる。

リーディング練習の実例3

リーディング練習のやり方・実例3

リーディングのやり方を、八十二銀行2014年10月~2015年5月のチャートで解説します。

リーディング練習の実例3
  1. 5日線の上でローソク足が動いて上昇:買い
  2. 20日線に接しそうになってまた上昇:買い
  3. 20日線を割るも60日線までいかず再び上昇:買い
  4. 20日線を超えるも横ばって下げる:売り
  5. 60日線で反転、800円の節目&高値突破:買い
  6. 900円の節目で横ばってきた:手仕舞い
  7. 20日線を上下しながらもみ合い:様子見
  8. 高値超えるも上げきらずもみ合い:様子見
実例3でわかったこと
  1. 全体的には600円→900円上昇。
  2. 上昇中も途中は下げやもみあいがある。
  3. 基本的にトレンドの方向に動きやすい。

リーディング練習の実例4

リーディング練習の実例4

日経平均の動き
  1. 安値も高値も切り上げて力強く上昇。
  2. 60日線付近まで下げてだいぶヘタってきた。
  3. 少し休んだら体力を回復して、ゆるやかに上げ始めて高値を突破。
  4. しかし、以前の勢いはなくまた60日線付近へ。
  5. またがんばったけど今度は3日だけ、また疲れて60日線へ戻る。
実例4でわかったこと
  1. 60日線に近づく間隔が近いと上げが弱りつつある証拠。
  2. 含み益がある人はそろそろ手仕舞いを検討する時期。
  3. 遅かれ早かれ下げてくるので買いは警戒が必要。

リーディング練習の実例5

リーディング練習の実例5

日経平均の動き
  1. 20日線にふれることなく上昇。
  2. 15000円の節目を超えたあとに弱って20日線に初タッチ。
  3. なかなか伸びずに5日線と20日線が近接。
  4. ようやく上に抜けてくるが5日間で止まる。
  5. 今度は20日線で止まらず一気に100日線+15000円の節目まで下落。

リーディング練習の実例6

リーディング練習の実例6

日経平均の動き
  1. 60日線に一度近づくも、反発して力強く上昇。
  2. また60日線に近づくも再上昇。
  3. またすぐに60日線に近づいて戻るが20日線で弱る。
  4. 最後は100日線も割って大幅下落。

リーディング練習の実例7

リーディング練習の実例7

日経平均の動き
  1. 長期間下げて来ている最中。
  2. いったん上昇するも20日線に負けて下落。
  3. 下げの期間が短く再び上昇し、下値を切り上げて強い。
  4. 60日線に敗れてズルズルと長期間下落。
  5. ちょい上げちょい下げ。
  6. 再び20日線を超えて力強く上昇。

株式投資の練習方法「リーディング」のやり方&効果を解説│まとめ

この記事では、株価の動きのクセがわかる練習方法「リーディング」のやり方&効果を解説しました。

リーディング練習の基本と継続することの大切さが伝わりましたでしょうか?

リーディング練習を毎日真剣に継続することで、株価の動きが徐々にわかるようになってきますよ。

記事の振り返りは、以下のリンクからどうぞ。